銚子市
銚子湊の面影を残す川口町周辺の町歩き。
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坂東三十三観音霊場の第二十七番札所です。
中世期に、銚子地方を納めていた海上氏が壮麗な伽藍を建立したと伝えられ、門前町が形成され、銚子の町の原型ができたといわれています。
飯沼観音は、太平洋戦争末期の銚子大空襲の際、全て消失。1971年に再建されました。
毎月18日には、「御縁日」としてイベントなどを実施し、町の賑わいに一役買っています。
飯沼観音の大仏様は、1711年に鋳造され、高さは約5m。戦争中に受けた弾痕が残っているなど、戦争の歴史も伝えています。
観音堂の左側には、1872年にオランダ人の土木技師リンドが設置した水準原標石があり、認定土木遺産として残されています。
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利根川河口に位置する銚子港は、東北からの東廻りの海運の中継地として栄え、商港の役割も担っていました。
利根川河口は浅瀬が多く、大型の船舶の運航は困難であり、高瀬船に荷を積み替えるため大量の物資が集積され、港の周辺の廻船問屋が設置されました。
磯角商店は、その廻船問屋のひとつで、建物は各地から運びこまれた部材を使い、当時の湊の賑わいを伺いしることができる建物です。
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986年の創建。
川口町の高台にあり、緩やかに続く石段を登り、利根川の流れと出船入船を望むことができます。
銚子大漁節に唄われているとおり、漁業に従する方々や船主の信仰が篤く、旧暦の6月15日に大潮まつりが盛大に行われます。
大潮まつりは、大神輿2基が川口神社から市内を練り歩く勇壮な祭り。担ぎ手が発する「ヨーイ ヨィヤセ!」の掛け声・鳴り響くお囃子は、銚子の祭りの代表核。
また、銚子漁港で新年恒例の伝統行事、「漕出」が行われる際、大漁旗をなびかせた漁船が、川口神社の前で御神酒を海に捧げ1年間の航海安全や豊漁を祈願します。
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4階展望室からは360度の大パノラマが広がり、陽光に輝く太平洋を背景に銚子漁港、丸みを帯びた水平線、利根の河口の雄大な眺望を満喫することができます。