銚子市
坂東三十三観音霊場の第二十七番札所です。
中世期に、銚子地方を納めていた海上氏が壮麗な伽藍を建立したと伝えられ、門前町が形成され、銚子の町の原型ができたといわれています。
飯沼観音は、太平洋戦争末期の銚子大空襲の際、全て消失。1971年に再建されました。
毎月18日には、「御縁日」としてイベントなどを実施し、町の賑わいに一役買っています。
飯沼観音の大仏様は、1711年に鋳造され、高さは約5m。戦争中に受けた弾痕が残っているなど、戦争の歴史も伝えています。
観音堂の左側には、1872年にオランダ人の土木技師リンドが設置した水準原標石があり、認定土木遺産として残されています。
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