香取市
寺伝によれば、寛永18年(1641)の創建と伝えられ、以前は北横宿にあったが、昭和26年(1951)に現在の位置に移転した。本堂には、不動明王が安置されており、明治の初年、新潟県蒲原郡菅谷村から勧請したことから、「菅谷不動」とも呼ばれる。
また、同寺所蔵の国指定重要文化財「木造十一面観音立像」は、9世紀末から10世紀はじめ頃の作と考えられ、元は香取神宮の神宮寺であった金剛宝寺の本尊仏であったが、明治初年の神仏分離により廃寺となった際、同寺へ移された。現在本堂裏手の観音堂に安置されている。
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