寺台河岸跡
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寺台河岸跡

成田市

寺台は、江戸時代に香取神宮、鹿島神宮に通じる街道の宿場として栄えたところです。その一方では、根木名川を利用して利根川に出て江戸や銚子方面へと連絡する水運の要地でもありました。川沿いに設けられた寺台河岸からは、米や薪、炭、野菜等が積み出され、江戸や銚子からは、醤油、魚、塩、肥料等が運び込まれました。
 川幅は2間(約3.6m)から4間(約7.3m)で、水深は5尺(約1.5m)ほどあり、当時は、両岸に河岸問屋の土蔵がいくつも並ぶほどの賑わいでしたが、明治30年代の鉄道交通の発達と水位の低下により衰退していきました。
 なお、寺台河岸は、黒川河岸、山小河岸、山六河岸(下河岸)という3つの河岸の総称です。

文化遺産

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