成田市
清滝権現堂は、1732年に建立されたもので、大工棟梁は桜井瀬兵衛、古橋小兵衛です。拝殿は、入母屋造の銅板葺、間口が3間(約5.4m)奥行が2間(約3.6m)あります。本殿は入母屋造の銅板葺で、正面に千鳥破風をつけ、向拝の流れを唐破風にした二間社で、妻飾はなく、合掌部の内側に木連格子が付けられています。本殿内には、清滝権現と地主妙見が合祀されています。なお、建立の際に佐倉城主(松平左近将監乗佑)より、松材30本の寄進があったことが棟札に記されています。また、拝殿前と本殿前に狛犬2対が置かれています。
建造物
日本遺産