成田市
この鐘楼は、光明堂が完成した1701年に建立されたもので、入母屋造の銅板葺で袴腰をつけ、軒は和様二重棰です。柱上内側には禅宗様出組斗栱を、外側には禅宗様の三手先斗栱をおき、斗栱間に小斗を詰組として、その間には、天馬、孔雀、鳩、鷹等の彫刻が組み込まれています。現在ある楼上の梵鐘は、現大本堂の建立に際して昭和38年に鋳造されたものです。高さ181.8cm、口径90cm、重さ1,068kg。池の間には「護国之礎金輪聖王(中略)八垠鎮静 皇運無窮」という64文字の願文が刻まれています。願主は、荒木照定貫主、鋳匠は香取正彦氏、銘の撰文と書は今澤慈海氏です。
建造物
日本遺産