佐倉市
最後の佐倉藩主堀田正倫の邸宅で、1890年に竣工しました。伝統的な和風様式で建築されており、現存する明治期の旧大名家の邸宅として数少ない貴重な建造物で、2006年には国の重要文化財に指定されています。
正倫はここを本邸とし、旧領佐倉のために尽力しました。特に藩校「成徳書院」をもととする佐倉中学校(現在の県立佐倉高校)に多くの支援を行い、父正睦と同じく佐倉の教育の発展に貢献しました。この邸宅・庭園は、広く公開され、旧大名家の気風を今に残し、正倫の業績を偲ぶことができる場所となっています。
建造物
日本遺産