成田市
【菊屋】の屋号は、新勝寺より拝領いたしました菊の御紋に由来しています。成田山新勝寺は天慶の乱(西暦940年頃)の折に勅命により建立されて以来、寺紋に宮家の菊の御紋の使用を許されているお寺です。当家は代々、その新勝寺の門前にて飲食業(古くは煮売屋と呼ばれていました)を営んでおりましたが、江戸時代中頃に至り、お寺よりご縁をいただき、その御紋を拝領する運びとなったと伝わっています。
天保年間に残された文書に、成田山門前の煮売屋【菊屋】として名が記されておりますので、当時より屋号を【菊屋】と定め、現在まで歩んできたことになります。
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